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天に咲く花

e0023517_9395092.jpg「まんじゅ〜しゃか〜♪」とつい歌ってしまう、そんな私はオートマティカリー百恵世代。

曼珠沙華ってなんでこんな形してるんだろう。糸のような葉が触手みたいに四方に伸びて、おいでおいでしているみたい。攻撃的な姿態。なのに中央は空洞。あーこわい。

サンスクリットで「天界に咲く花」。ファンタジーな名前のわりにはアルカロイドという毒があって、食べたらひどい時には死に至るという。

ああ、だからか? あの世とこの世が交錯する、秋分の季節の花。

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余談ですが、昨日見たら郵便局の看板がもう変わってました。

「早くない? 民営化は月曜からだろうが」と前を歩いていたおっさんがつぶやいてました。

新しいロゴの上に布とかかぶせて、当日朝にはいでお披露目! っていうのがニュースではお決まりの風景ですが、やっぱお役所様はそういうの関係ないのかねえ。
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by akiedayumi | 2007-09-30 09:57 | つぶやき

キヨトのタタミ

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先日、京都の泊まった時のことだ。
町屋を改造した、小さなゲストハウス。前回ですっかり味をしめた私は、ネットでいい感じにデザインされた宿のサイトを見つけ、こりゃいいやと即予約。ガイジンだらけの前の宿と違って、こっちはバックパッカーが多そうだ。

しかし。。。

宿にたどりつくと、玄関がダイニングになっているせいか、入り口からだらだらと飲んだくれた若者がたむろしている。受付も宿主も客も何もない。ただ、ゆるゆると、そこにとぐろを巻いているという感じ。

ああこれは「ヘタウマ」と「ヘタ」の区別がつかない人達なのだな、と宿の案内図を見て悟った。ヘタならまだいい。「畳」と書けないのなら、「タタミ」としておけばいいのに・・・

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がっくし・・・

こういうやつが、私はとても嫌いだ。

古い町家は、歩くたびにギシギシ音が鳴る。深夜まで酒盛りが続き、若者達がうろうろするたびに起こされる。結局ほとんど眠れないまま、朝一番でとっととチェックアウトしたのは言うまでもない。

ま、それも旅ですな。
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by akiedayumi | 2007-09-29 10:16 | アジカン保存会

ひこにゃん狂想曲

この夏、アキエダ家はちょっとした騒動になった。その原因はそう・・・
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こいつである。
名前は「ひこにゃん」。

始まりは、5月に贈った友人Mへの誕生日プレゼントだった。いやげもの系のプレゼントを半ば競うように贈りあっているMと愉快な仲間たち。今回は京都タワーのキャラたわわちゃん(ダッチ○イフそっくりと噂の)をプレゼントしてやった。

するとどうも、たわわちゃんを描いたデザイナーが「ひこにゃん」というキャラも作ったという情報を入手。夏にやってくるMの妻Nの誕生日にお贈りし、ぜひ部屋に揃って飾ってもらおうではないか!

調べてみると、ひこにゃんは国宝・彦根城築城400年祭のキャラクターだという。なんと奇遇な。彦根には友人がいる! さっそくお願いして、ひこにゃんのぬいぐるみを送ってもらい、来るべき誕生日まで部屋に飾っておくことにしたのだ。

e0023517_948599.jpgすると、ちょうど我が家に遊びにきた姪っ子ユカピーが、ひこにゃんに一目惚れ。「どうしても連れて帰る〜」ときかないので、しかたなくひこにゃんを渡すことに。

そしたらどうだ。里子に出されたひこにゃんが、なぜかユカピー家で大ブレイク。そこに目をつけたのがユカピー父。「買ったばかりのバイクを転がす大チャ〜ンス!」。ひとりバイクで彦根城へ出かけ、ひこにゃんグッズを山ほど購入し、山口の実家にやってきたのだ。

次に暴れ出したのは、地元の姪っ子トモトモ。グッズの山に目もくれず、ユカピーが大事に持っているぬいぐるみが欲しい、とだだをこね出した。ぬいぐるみはないんだよ〜他のなら何でもあげるよ〜と言っても「やだやだ!」。ユカピーも「これだけは渡せない!」。そうなるとどうなるかというと…

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こうなるわけですね…
だって彦根、東京に戻る途中に寄れるんだもんよ。

聖地?彦根は街中どこもかしこもひこにゃんだらけ。そして恐ろしいほど、にこにゃん大人気。

e0023517_10205640.jpgしまいには「生ひこにゃん」まで。。。

会場には「ひこにゃん登場場所」とでかでかと書かれ、ひこにゃん会いたさに長蛇の列。着ぐるみひこにゃんが登場した途端「きゃーーー」かなんか黄色い声が上がり、女子群がる群がる。

いやそれ、中身たぶん学生ですから・・・

そんなこんなでひと夏続いた、ひこにゃん狂想曲。里帰りから戻ると、水やり当番を頼んでいたサノからの贈り物「ひこにゃんガシャポン」がちんまりと机の上に残されており、「ああ、今年の夏は本当に暑かった」としんみりした8月の終わり。

依然、妻Nの手には渡っていないままである。
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by akiedayumi | 2007-09-24 10:24 | 関西

1人前まで283段

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人の道。
それは長く険しい。。。


バーイ長嶋茂雄


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確かに険しい、頂上までの283段。



早く人間になりた〜い。
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by akiedayumi | 2007-09-20 20:37 | 関東

焼ける墓場

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卒塔婆のむこうに、ほむら立つような夕焼け。

決して墓場を撮ろうとかいうわけじゃなくて
夕陽があんまりすごい色なのでカメラを向けたら
そこに寺があったとそういう案配でして。

なんとなく吸い込まれて撮っているうちに、
行くべき道を間違えました。
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by akiedayumi | 2007-09-15 09:41 | 関東

レトロな港町

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気仙沼がこんな感じの街だとは知らなかった。

塩辛の取材で出かけたので、仕事はほとんど気仙沼漁港のあたりだったり工場だったりしたんだけど、移動中や夜の食事の際に車中から見える街並みがとても素敵で、うれしい発見をした気分。

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レトロっぽく見せてるブランニューな街並み、というのは最近よく見かける。気仙沼もきっとそういう路線で保存やら演出やらしている気配があるけれど、それでも基本的には「あるものを活かす」というスタンスに思える。

商店の建物が、なにげにしゃれていて、いい感じ。

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ここも2階の桟がお気に入り。

昔の映画ポスターがいい感じに剥げて並んでいる角っこがあって、それがすごーくフォトジェニックだったんだよね〜撮りたかったなあ。

気仙沼、魚もうまいし、もう1回今度は旅で行きたいっす。

ちなみに取材させていただいた波座(なぐら)物産の「昔ながらの手造り塩辛」、この夏家族におみやげで配ったところ、予想以上の大ブレイク。私の株があがりました。
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by akiedayumi | 2007-09-12 15:51 | 東北

あの日から何かが変わった

e0023517_23323398.jpg毎年、この日にブログを書くのが習慣になってしまった。6年目の911。この「つぶデジ」でのエントリーも4回目。

全く違うところから、全く違う偶然に導かれたのに、なぜか同じテーマにたどり着いていた、ということが最近立て続けにあった。それは911から私たちは何が変わったんだろうか、ということ。

小林紀晴さんの『父の感触』は人づてで偶然手にした新刊。911の時に現地に留学していた彼の手記と、無口な実父が亡くなるまでの日々が交互に描かれる。あの時現地にいた人しかわからない違和感や嫌悪感、あっけらかんとした現実(例えばテロのすぐ後にニューヨーカーはパブでビールを飲んでいたとか)が生々しく正直で、納得したりそうだったのかと思ったり。

『911ジェネレーション』は、図書館で探していた本の隣にあった。米国留学中の女子高生が学んだ戦争、という言葉から喚起されるイメージを裏切る内容。1日の大半を学校で過ごす10代の日々と、国際情勢というとてつもなく大きな動き。とにかく圧倒的な筆力にビックリする。

そして『ミリキタニの猫』。911の日、マンハッタンにサイレンが鳴り響き、噴煙が立ちこめ、人々がパニックになっている街角でひとり黙々と猫の絵を描いていた、路上の日系人画家ジミー・ミリキタニの魂の旅。予告編を見て、911のことが描かれるのかなと思ったら、すごくあったかい気持ちになる優しい映画だった。ドキュメンタリー映画とは思えないドラマチックな展開。

e0023517_055812.jpgそしてきわめつけは静岡でのこと。用事の後、たまたまぽっかり時間があいて、たまたま駅前をぶらぶら歩いて、こんなところに109があるんだあ〜かなんか考えていたら、ショウウィンドウを見て「あれ? この絵…!」

SHIROちゃんは、私がヌーヨークに住み始めて最初に取材した女の子だった。静岡で看護士の仕事をやめ、ヌーで英語学校に通いながらグラフィティ・アーティストとして活動していた留学生。とにかく笑顔がチャーミングで、初めて会う人の懐にするすると入っていくような不思議な魅力のある子だった記憶がある。

知らない街で1人きりになり、不安で不安でたまらなかった私は、彼女の話を聞きながら、ついつい自分の気持ちをもらしたりして、ずいぶん励ましてもらった(取材相手に悩みを打ち明けるなんて、後にも先にも経験がない)。その後、私がなんだかんだあって音信不通になってしまったのに、まさかこんなところで再会するなんて。ああ彼女もがんばっているんだな、と思うと手放しに嬉しい。

いろいろ考える6年目の911。私の中もきっと何かが確実に、動いている。
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by akiedayumi | 2007-09-11 00:17 | ヌーヨーク07

大雨洪水警報

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接近中の台風9号は、歩みがのろく不安定。
晴れたかと思えばざざ降り、断続的なスコールをいやらしく繰り返しています。
空気が熱帯だね。

でも、だからこそこんな日はヤチョー日和。
Yachoo Bootsをはいて、外出するべきだよね?








余談ですが、ここでのベランダー話が多くなってきたので、このたび独立させました。
さみしい女は野菜を植える
3つめのブログです。みんなのブログ熱がどんどん冷えているというのに、今さら増やしてどーすんだオレ・・・
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by akiedayumi | 2007-09-06 09:46 | アジカン保存会

川と空と夕焼けのある風景

e0023517_12342239.jpg京都が心から楽しいと気づけたのは、自分にとって今年最大の発見だと思う。

学生時代、大阪のはしっこの小さな町に住んでいて、キタやミナミに行くよりも四条に出るほうが簡単だったので、よく京都に出かけていた。今では市民権を得た感のある寺めぐりだけど、当時は10代で仏像好きという人はまわりにそんなにいなくて、ひっそりと出かけた記憶がある。

でも京都の寺は何かと拝観料を取り、貧乏学生にとってはなかなか敷居が高い。そこで飛びついたのが、寺での英語ボランティアガイド。入っていた英語サークルのメンバーと寺に出かけ、外国人観光客相手に無料でガイドをしてまわるという、今考えたらかなりお節介な(迷惑な?)活動をしていた。(おかげで清水寺はくさるほどまわった)

まあでも学生のつたない英語でやるわけで、楽しいばかりの思い出というわけでもなく、バイトをしたりなんだりで悔しかったり情けなかったりした思い出もそれなりにあり、卒業以来なんとなく足が遠のいてしまった。

だから今こうして再び京都と出会い、あの頃とは全く違う楽しさを感じていることが嬉しくもあり、切なくもあり。他の街とは少し違った心持ちで歩く、20年ぶりの京の町。見えるのは、大きな川と、そのむこうにぽっかり広い空。こんな景色を毎日見ている人は、とても豊かだろうなと、ふと思う。
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by akiedayumi | 2007-09-01 12:51 | 関西