本の寿命

e0023517_2252197.jpg恥ずかしくて人には言えなかったのだが、自宅から一番近い区の中央図書館に自分の本がある、というのが密かな幸せだった。

初めて気づいたのは、引っ越してすぐのことだ。もともと本屋にはほとんど置いてない本だった上に、出版から2年も経っていた頃。まさか置いてあるなんて夢にも思わず、思いつきで図書館のパソコンで検索して、ヒットした時は思わず大声を出しそうになった。

それから1年半。年明けに行ったら、在庫がなくなっていた。いつも借りられていないのが気になっていたが、そうか、図書館からも消えてしまうのかと、ひとり静かに寂しくなった。

一方で、本が欲しいという人が久しぶりに現れ、久方ぶりに在庫をのぞいたのだが、表紙がかなり黄ばんでいることが発覚。

カバーなしの表紙だったので、長期保存できないのはわかっていたが、それでも光に透かすと現れる表紙の隠れイラストが、日陰でも思いっきり見える黄ばみ感を目の当たりにして、人しれずホロリ。
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こちらは束(つか)見本と呼ばれる、紙質やサイズ、厚みなどを確認する、印刷前の仕上がりサンプル。中身は白紙。

メモ帳として使おうと思いつつ、もったいなくてかれこれ3年熟成させてます。

そろそろ使うべきか。。。

そうそう、『アイ ラブ ヌーヨーク』のデザインとイラストを担当してくれたサノアツコが運営していたネット通販サイト甲羅屋が1月末をもちまして閉店することになりました。
本の取り扱いもなくなります。

長らくご協力ありがとうね、サノどん。合掌。
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by akiedayumi | 2009-01-27 23:14 | つぶやき


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