人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カリビアン・ブルーがつなぐもの

カリビアン・ブルーがつなぐもの_e0023517_1056771.jpgひそかに愛読しているJR東日本の車内誌「トランヴェール」に、興味深い特集が載っていた。

島国に住んでいると、国境は=海。はてしない太平洋を後ろに抱え、大陸に思いをはせ、なんとなくどこにも染まれない寂しさを感じなくもない。

だけども、この記事に載っていた逆さ地図を眺めるとどうだ。大陸側から見ると、日本はとっても身近に見える。同じ仲間だなーって実感できる。海は人を隔てるものでなくて、人と人を結びつける「道」なのだ、という観点の能登特集。面白い。

カリビアン・ブルーがつなぐもの_e0023517_1174541.jpg道は嬉しいものも、そうでないものも、いいものも、そうでないものも、いろんなものを運んでくる。こちらで取捨選択はできないのだ。

ハワイやグアムやサイパンや沖縄や、たくさんの美しい島がそうであるように、カリブの島々にも悲しい歴史がある。私がめぐった4つの島のうち、2つはオランダ領、1つは東側がオランダ領で西側がフランス領、もう1つはアメリカ領。

出港地のプエルトリコもアメリカ自治領、でも100年前までスペイン領だったため、街も言葉もスペイン風。

カリビアン・ブルーがつなぐもの_e0023517_11214084.jpg夢のようにきれいなビーチのそばに、ものものしい要塞があり、さびた大砲はトロピカルな花々に埋もれそうになっていた。

昔は目の前のバカンスを満喫するので精いっぱいだったけど、最近はそういう傷跡を見過ごすことができなくなって、なんとなくビーチがしんどい(好きだから結局行くけど)。

クルーズの間ヒマさえあれば眺めていた、淡く、透明感の強さが特徴のカリビアン・ブルー。この海は何を運んできて、人は何を思ったんだろうなあ。なんせ、日本からはるばるこんな人間がやって来れるんだもんなあ。
by akiedayumi | 2006-04-20 11:26 | カリブ

「ここ」と「どこか」をさまよいながら、デジカメ片手につぶやき続けて17年目。山口→大阪→東京→アメリカ→東京→NY→東京→離島とさすらいライター人生爆走中。2020年4月より毎日更新トライ中。あげなくてもよかったんじゃないか写真も多いかと思いますが、気にしないでください。


by akiedayumi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31