カテゴリ:都民で島民で村民です。( 35 )

もう花見なんてしないなんて〜言わないよぜったい〜

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わがやの八重桜、咲きましたー。

ぽってりたっぷりと花弁をつけた真っ白な桜は、
それはそれはにぎにぎしく。

あまりにもにぎにぎしいので、
花びらを塩漬けにいたしました。(花<団子)



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山の上の「さくら森」も満開か?と思って行ってみたところ
こちらは逆に終わりかけ。

うんまあでもまだまだ咲いているし、
ここなら花見できるんじゃね?と思ったのですが

「くさむらにシカダニいっぱいいるから、気をつけてね」

…………。

しょうがないので花びらを塩漬けにしました。(桜<<桜餅)


それにしても白っちゃけた空に白っちゃけた山桜って
ほんと白っちゃけますね。

そしてよく見たら、中学校の先の三叉路のところに
桜が密集する花見スポットがありましたね!
しらんかったー。島民、普通に花見してたー。
とりあえず来年の楽しみにします。。。
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by akiedayumi | 2016-04-11 12:04 | 都民で島民で村民です。 | Comments(3)

ヨシノのいない春。

「新島にはソメイヨシノがない」とは聞いていましたが、
ソメイヨシノのない春がこんなにもさみしいとは、思ってもいませんでした。

新島にも桜の木はあるのです。
河津桜から始まり、いろんな家でいろんな桜が咲いています。
山に行けば「サクラ森」と呼ばれる山桜の群生地があって、
これからが見頃になるようです。

でもソメイヨシノの、ぐわっと音がしそうな勢いでいっせいに咲いて
あっというまに散っていく、あの感じ。恋しいです。
思えばトキヨには桜の木がいっぱいだったんだなあ。

「みんなのヨシノ写真をサカナに飲んでます。もっとヨシノをちょうだい〜( ; ; )」
とTwitterでつぶやいたら、ホントに友だちが夜な夜な写真を送ってくれる。
ありがたいことでございますう(さんきゅう!)

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ヨシノじゃなきゃだめ、ってことではたぶんなくて、
桜とのつきあい方が変わったということでしょう。

そして我が家の八重桜が、もうすぐ見頃。
週末、お花見できるといいなあ。
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by akiedayumi | 2016-04-07 09:30 | 都民で島民で村民です。 | Comments(2)

春のはじまり

お久しぶりでございます〜。
島で初めての確定申告を終え、やっとまわりが見えてきた気がする今日この頃、いかがお過ごしでしょうか(笑)
三寒四温とはよく言ったもので、新島でも極寒日の合間にぼかぼか暖かい日が出てきました。
こうなると散歩でもしてみるかという気分になるわけですが、
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えーと、これって桜・・・・ですかね?

低木の桜はよく知らないので定かではありませんが、
他にも日当たりのいい場所では大木の桜がちらほら咲き始めています。
新島にはソメイヨシノはないらしく、山桜が花見のメイン。

集落にある桜には、それぞれ持ち主の屋号で呼ばれているんだとか。
マゴジー桜、タジー桜、カンベー桜といった具合。(屋号は適当に書いてます)
我が家の「苗場」と呼ばれる敷地内の畑にも、なかなか立派な桜の木があります。
開花は4月。楽しみだなあ。

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畑のはしっこには、菜の花が満開。
決して暖かいとはいえない新島ですが、それでも春は早いのう。

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by akiedayumi | 2016-02-28 17:12 | 都民で島民で村民です。 | Comments(0)

カンナンボーシ・イズ・カミング

えー、写真と短いコラムでつぶやいているこの「つぶデジ」ですが、
昨年からは島と東京と行き来するので精一杯。
その先の旅に出る機会がめっきり減っているため、
なかなか面白い写真を撮る機会がなく、しばらく更新が滞りそうな気配です。

一方、島暮らしも半年を過ぎて、ぼちぼち書きたいことがたまってきました。
近々、新島ネタを別の場所にまとめる予定。
その準備も兼ねて、しばらくテキスト中心のエントリーになりますが
しばしの間おつきあいくださいませ<(_ _)>

***

さて。
本日は全国的に「最強寒波」が吹き荒れておりますが、
午後8時時点の新島の気温は0℃。
そこに激しい西風がびゅーびゅー吹いている影響で、
iphoneの天気アプリによれば体感気温は-6℃。
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ちなみに同時刻の東京の気温は1℃、体感温度は-2℃。
東京から160km南の新島のほうが寒いっていうね!
新島の観光情報でよく「常春の島」などと表現されていますけど
あれやめたほうがいいと思いますよ。常春どころかけっこう極寒ですよ(-_-;)


今日はひときわ厳しい暴風で、立っているのもやっとのありさま。

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でも島民は口をそろえてこう言うのです。


「しょうがねえ。今日はカンナンボーシだからよ」
「おーよ、カンナンボーシよ。早く帰らねえと」


そう。
本日1月24日は新島では「カンナンボーシの日」なのです。


友人S「え? カンナムスタイル?」


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サイじゃねーよ



カンナンボーシは、正式には「海難法師」と書きます。
伊豆諸島には海難法師の伝説があり、いわれには諸説あるようですが、
私が見聞きした範囲をまとめると、以下のような話になります。


むかしむかし、まだ時代が江戸だった頃、
伊豆諸島の島民たちは厳しい年貢の取り立てに苦しんでいた。
無慈悲な悪代官に憎しみを募らせた島民たちは
代官が年貢の取り立てに来れないよう
あえて海が荒れる日に出航するよう代官に進言。

その結果、代官を乗せた船は海難事故に遭い、
海の底へと沈んだのだという…。


他にも島民がわざと船が沈むように細工したとか、
船が沈んだのは伊豆大島沖だとか、利島と新島の間だとか、
神津島には代官の首が打ち上がったとか
伝説についてはいろいろ枝葉があるようで
いずれくわしく調べたいと思っていますが、

いずれにしても「海に沈んだ(沈めた)代官」という忌むべき逸話は
やがて「海難法師(カンナンボーシ)」という祟り神に姿を変え、
年に一度、海が荒れる日の夜に海から上がって島内を歩き回り、
カンナンボーシと出会った者には災いがふりかかる…
と恐れられるようになったというのです。


カンナンボーシがやってくるのは、毎年1月24日。
カンナンボーシの日は、夕方までにトベラやノビルなど、
魔物が嫌う匂いの強い植物を玄関先に挿して、魔除けにします。

そして日が落ちる前に全ての用事を済ませ、
外に出ずにおとなしく家で過ごすのが基本。
カンナンボーシは光を頼りに近づいてくるので
見つからないよう灯りを消して早く寝るか、
灯りが外に漏れないように雨戸を閉めるのです。

昔はトイレ(肥溜め)が屋外にある家が多かったため、
当時はあらかじめ肥溜めの樽をきれいに洗っておいて
玄関先に置いて屋内で用を足せるようにしていたとか。
いやはや大イベントだ!

カンナンボーシが海から上がってくるのは、深夜0時。
「その人」が来ると、それまで吹いていた暴風がピタリと凪ぐといいます。
全ての音が消えた、深い夜。
島民はただ息を殺して「その人」が去るのを待つのです。

代々カンナンボーシを祀っている島内のとある一家では
今でも深夜0時になるとカンナンボーシの儀式を執り行うとか。
その儀式は一子相伝で、受け継がれた人以外は一切の詳細を知りません。
白装束で浜に出て身を清めるという噂があるそうですが
何しろ外に出ちゃいけないので、何をどうやるのか全ては闇の中…。

海難法師の伝説自体、本当に起きたことなのか定かでないようですが
この季節は海が荒れやすいため、海難事故を避けるためだとか
今ほど休日がなかった時代に、休みを増やすためだとか
「早く寝ないとカンナンボーシに食われるぞ!」などと言って
子供たちの聞き分けをよくさせるなど、
現代まで受け継がれてきた背景にはさまざまな理由がありそうです。

山口のわが故郷でいうところの「ゴンゴチー」みたいなもんですかね。
(ゴンゴチーについては、機会があればお話しします)
とにかく「カンナンボーシの日はイイ子にしておとなしく過ごす」という風習は
21世紀の今でも新島でしっかり受け継がれているのでありました。

というわけで、風速10m以上の暴風が吹き荒れる本日1月24日。
トベラの枝を取りにいって、
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扉に挿しました。

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21世紀ですよ、お客さん! 世界は広いね!


ただいま夜11時半、まだまだ風は強いまま。
これから本当に風はやむのかしら。

でもさっきからネットがなかなかつながらないのは
「カンナンボーシだからね」
今夜はお酒がなぜかすすむんですけど
「カンナンボーシだけにね」

そんなわけで、カンナンボーシがそろそろ来るので
今宵は早めに電気を消します。
もしも無事だったら、明日お会いしましょう。
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by akiedayumi | 2016-01-24 23:55 | 都民で島民で村民です。 | Comments(2)

離島の洗礼

大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
年末年始どったばたしておりましたので、少々ご無沙汰しておりました。
本年もどうぞよろしゅうにm(_ _)m

早速ですが、先週通院のため上京したのですね。
当初はさくっと病院へ行って帰る予定だったのですが
帰島前日に突然天気図が不穏なほうに動きまして、
予約していた船が案の定、欠航の憂き目に。

あわてて翌朝の飛行機を予約したところが
朝起きてみれば一面の銀世界・・・
飛行機も船も全便欠航となりまして、
2日後の午後にやっと飛行機が出てどうにか帰れました。

冬になると数日間欠航も当たり前とは聞いていましたが
これが離島の冬か・・・と洗礼を受けた次第です。
ちなみに船は4日出ませんでした。。。

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そんな島暮らしも半年を過ぎました。
今年もがんばりますぞう。

写真は飛行機から見た多摩丘陵の眺め。
珍しい東京の雪景色です。

これを撮った時は、このあと恐ろしい激揺れフライトを体験することになるとは、まだ知らなかったのでありました。。。。。
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by akiedayumi | 2016-01-22 14:41 | 都民で島民で村民です。 | Comments(0)

マジックアワーよ、行かないで

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新島の美しい自然の写真はいろんなひとがいろんなところでアップしているので、ひねくれ者のわたしとしてはなるべくそういうものでないものを、と目を皿にして探していたりするのですが。

そんなよこしまな気持ちを圧倒するような景色が、こう目の前に広がるとね、もう何も言わずに写真を撮ってしまうのです。

特に日の入りが早くなっている今の季節は、マジックアワーに遭遇する機会が結構あって、集落の向こうの空が赤くなっているのを見ると「ちょ! まってまって」と、サンダルをばたばた言わせながら海までダッシュしてしまうのです。

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それでもマジックアワーは本当に短くて、たいていの場合はベストのタイミングを逃してしまいます。

せっかくダッシュしたんだからと浜辺にねばって、オレンジ色の帯が消えるまでシャッターを押しまくってみるのですが、そういうカットはほとんど使えないしろものなので、帰宅してションボリしながら大量のカットを消去する、のくり返し。

もっとゆっくり暮れてくれないもんか(それよりオノレのダッシュ力を高めよという話)
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by akiedayumi | 2015-11-23 13:50 | 都民で島民で村民です。 | Comments(0)

パノラマを 天地でやって イナバウワー

気づけばずいぶん更新してませんでしたね。
最近にわかにあわただしくて、ブログを立ち上げる気力もなく。
だめ押しで今週はたちの悪いのど風邪で散々な目に。。。。
こんなひどい風邪は10年ぶりぐらいじゃなかろうか。
冬はこれからだってのに、先が思いやられるわあ(ー ー;)

そんなことはおいといて? 先日久しぶりに時間があったので島を散歩したのですが
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こうやって撮ると、どこの国の巨石文化だよって風景ですが(笑)島内にはこの手の不思議な石のオブジェがわんさかあります。太古の遺跡なら世界遺産ものですが、残念ながら昭和の作品です。

なんたってホラ、新島はモヤイの島ですから。渋谷駅南口、待ち合わせのメッカ、モヤイ像が新島産ってことは今でもみなさん知ってるんですかね。モヤイ像自体がもう影薄い?
※ちなみに蒲田駅と、青森のウェスパ椿山にもモヤイ像があります(どうでもいいプチ情報)

まあそんなわけで石のオブジェめぐりをするのも一興なわけですが、中でもこのナウシカの巨神兵のような巨人像が個人的にはお気に入り。肩のあたりにキツネリスがわりのフクロモモンガを置いたら、モモンガなでなでしながらリローンレローンピローン言いながら歩き出しそうです。

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でね。
最初は巨神兵の足元にある黄色い花を撮ろうと思ったわけですね。

で、できれば花からの巨神兵が撮れないかな、とも思ったわけですね。

そこで地面にひざまづいて前屈みになり、花の位置からiPhoneを上にむけてみたわけですね。

ところが巨神兵はそこそこ大きいので、いっこうに画面におさまってくれないわけですね。

どうにかならんかと下から上へカメラを動かしているうちに、あれ、これってもしかしてパノラマ撮影を天地で使ったら全身入るんじゃね? と思っちゃったわけですね。

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そしたら、ちょっと不思議な写真が撮れましたよ。
ちなみに上にチラッと見えてるのは後ろに立っていた別の巨神兵です。

しかしこれがまあ難しい。天地でパノラマ撮影するということはつまり、地面から空に向かって動かして、そこから体の反対側に向けて動かさないと180℃にならないわけですよ。地面から頭頂を通過してからの、後ろそり。つまりはイナバウワー状態ですね。

もともと体がかたい上に、筋力もないので、背中をそった途端に腕がぷるぷる…。パノラマ撮影経験者ならおわかりかと思いますが、あれって撮影中に中心がぶれると端が虫食いみたいに黒くなっちゃうんですよね。どうにか撮れないものかと、何度も何度もトライしてみたのですが、

はっ

あれ今わたしってひょっとして


巨神兵にひざまずいてハハアーと何度もおじぎしているおかしな人に見えてんじゃね??(゚o゚;;


と気づき、「やったねパパ、明日はホームランだあ〜」などとわけのわからないことをつぶやきながらその場を去りました。

村に変な噂が立っていないこと祈ります・・・・

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ちなみに、腹筋が痛くなってきたので「よく考えたら腕だけで天地180℃回せば撮れるんじゃないのか!」と気づき、我ながらナイスアイデアーと思ってやってみたら、画面が見えないので思いっきりブレまくって写真虫食いだらけの上に自分の顔が入るという、なんともおそろしいカットに仕上がりました。

まるで異世界からワープしてきたばかりの人みたいです。

みなさま、ぜひお試しあれ(オイ)
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by akiedayumi | 2015-11-15 14:47 | 都民で島民で村民です。 | Comments(0)

手乗りモモンガ

生き物はおそろしくてペットをずっと飼わなかった私が
こういう動物ネタを書くのは大変珍しいことではありますが…

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フクロモモンガに赤子が生まれまして。

フクロモモンガはカンガルー同様、
お母さんの袋の中で育つので
なかなか表に出てこなかったのですが
このたびようやく出てきまして、絶賛育児中。

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フクロに入っているだけあって、
どうやら狭いところにはまっていると安心するようで。

さわっていると、自分から手の中に入ってきて
まるーくなっております。

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すっぽり。

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フクロモモンガってこんなに人になつくんだなあ。
知りませんでした。
コミュニケーション能力が高いそうで、
イヌネコとも仲良くできるらしい。

今では日中は服の中にもぐりこんで、
全身をかさかさ動き回っておりますが
来週には姪っ子の家に旅立つので
モモロスになりそうな自分が不安。
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by akiedayumi | 2015-10-30 14:20 | 都民で島民で村民です。 | Comments(0)

ボタニカルにもほどがあるライフ

いやー
ようやく本格的な島ぐらしに突入!と思った矢先にまた上京することになり、
11月も何度か上京する予定が入ってきまして、
いつになったら落ち着けるのか、それともずっとこんな調子かも、
と、そんな感じで過ごしている島民生活4ヶ月目。

観光シーズンが終わって、島がシーンと静かになりました。

そんなところで、先日いえの畑へ出かけたのですが
「ついでに、むかごを獲って、むかごごはんにしよう」
ということになり、畑のすぐ裏の林へ入ることに。
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って裏の林がジャングルすぎるんですけど!


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島の緑はトキオの緑とは全然違って、獰猛なまでの生命力。
幹は伸び、蔓は這い、葉っぱはよだれが出そうなほど肉厚。

雑草は抜いても抜いてもはえてくるけど、
野草やハーブもガンガン育ってくれて、
自然の恩恵にあずかることも多いです。



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マンションのベランダで植物を育てる悲喜こもごもの日々を描いた
いとうせいこう氏の「ボタニカルライフ」は長らく私のバイブルでしたが

ボタニカルしかないライフは驚くことばかり。
ついでに言えば、10月になっても蚊がブンブン飛んでおります…(痒)
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by akiedayumi | 2015-10-21 16:20 | 都民で島民で村民です。 | Comments(2)

夏も終わり

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今年は例年になく、残暑がなかったですねえ。
真夏から急に秋になっちゃった感じ。
島の浜辺には海水浴客がまだまだいらっしゃいますが
空も光もすっかり秋仕様になりました。

昨日は島民祭。
1時間も花火が続いてびっくりでしたが(そのぶん間隔がゆるいw)
これにて夏終了〜という気分です。
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by akiedayumi | 2015-09-27 09:48 | 都民で島民で村民です。 | Comments(2)