カテゴリ:山口( 16 )

カメラを持ったら世界が変わった。

e0023517_9543092.jpg最近では昭和レトロな古い街並みやグッズが流行だったりしますが、そういうのを見て興ざめしてしまうのは、それが「古さを装ったピカピカの新品」だから。

うちの田舎はガチでさびれてます。特に生まれ育った町は超一級の過疎地で、帰るたびにわびしさに襲われます。けれどこの夏、買ったばかりのデジイチを持ち帰り、ヒマにまかせて近所を撮りまくったら景色が一変しました。

寂しい田舎が、ファインダーをのぞいた途端フォトジェニックに。

e0023517_10174740.jpgこれは液晶画面で見ていたコンパクトデジカメにはない感覚です。フィルムの一眼レフも取材でしか使わなかったので、こうして一眼レフで遊ぶのは初めてかもしれない。

何を撮っても面白くて、ファインダーをのぞきながら歩いてすっ転んだりしながら日々散策。すると今度は上手く撮れない自分が悔しくて悔しくて。昔から厄介な存在です、カメラは。

写真は通っていた小学校の旧校舎にて。ホースついてたし古い消火器だと思うんですけど、いい案配でさびれてますなあ。

余談ですが、この先にはかつて秘密基地を作っていた八幡宮があるのですが、カメラ片手に数十年ぶりにお参りしまして、そこで衝撃的な“お宝”に出会うことになりました。

以来、寝ても覚めてもそのことばかり。今後数年、ひょっとするともっと長い時間をかけて追いかけていくかもしれないテーマです。デジイチがなかったら、きっとなかった出会い。カメラに感謝。
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by akiedayumi | 2010-09-14 10:35 | 山口 | Comments(2)

ナガスあります

e0023517_1393422.jpgなんのことかと思ったら、「シロナガスクジラ」ってことなのですね。

下関といえば、ふぐ。最近ではアンコウもプッシュしてますが、もともと下関といえば「くじらの町」。

どうしてシーシェパードは下関に来ないんだろうかというくらい、今でも結構なくじらタウンでございます。(ちなみに大洋ホエールズでおなじみの大洋は、下関の会社ですね)

e0023517_13184055.jpg捕鯨についてはいろいろ思うところありますが、それはおいといて、市内にはくじら専門店なんてものがあるんですねえ。知りませんでした。

店先には親切にもくじらの部位表が。

「くじらは捨てるところがない」といいますが、こんな巨体で捨てるとこないって、すごいな。

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先日も近所を散策していたら、何やら山の上にあやしい影…

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く、くじら?

e0023517_13222348.jpg近づいてみたところ、そこは旧下関水族館のくじら館跡でした。

水族館自体は最近別の場所にリニューアルオープンしたので、今ではただの展望台になってますが、くじら館だけは記念のモニュメントとして残されているようです。

空き地にぽつーんと、くじらの巨体。そのまなざしは、はるか遠くの海原へと注がれております。
まさに「くじらなう」って感じの寂寞感。

e0023517_13252860.jpgしかしそんなわびしさなど、取るに足らないものだといわんばかりの、この表情。

「にーー」って顔してるよね、くじらって。「にーーーー」って。

こっそりあの展望室に忍び込んでやろうかと思ったけど、腹のあたりで底が抜けそうだったのでやめました。
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by akiedayumi | 2010-09-07 13:29 | 山口 | Comments(0)

アーバンライフな天守閣

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近所を散策していると、城跡があると書いてあったので見に行ってみたのです。

城址といえば、たいてい石垣が残っただけの空き地になっていることが多いものですが

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フツーに民家が建ってました。

あ、そういう手もアリなのね?

殿様気分はどんなものか、一度住民に聞いてみたいものです。
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by akiedayumi | 2010-08-31 21:02 | 山口 | Comments(2)

その同列はどうなのか

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近所の本屋さんで、家庭菜園コーナーを見ておりましたところ、こんなラインナップを見つけました。

ヤーコン、イチジク、ダチョウ、アボカド。

ん?

ヤーコン、イチジク、ダチョウ、アボカド。

ん??

なぜダチョウ?

育てるって意味で同列って、それはあまりにグローバル。
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by akiedayumi | 2010-08-27 22:17 | 山口 | Comments(3)

境界線の正しい楽しみ方

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我が故郷・下関は本州最西端の町ですが、本州と九州の間にある関門海峡がガッカリするほど狭い、ということは、どうもあまり知られていないようです。

山口・下関と、対岸の北九州・門司を結ぶ関門大橋は、長さ約1km。東京のレインボーブリッジや横浜のベイブリッジとそんなに変わらないくらいの長さ。海の上のドライブを楽しむヒマもなく、あっちゅう間に渡ります。

地下を走るJR路線だと、下関と門司まではわずか1駅。あートンネル入ったなーと思ったらもう九州です。

あんまり簡単に行き来できるもんで、九州に渡った感ゼロ。なので、せっかくこんな本州の端まで来たのに・・・とガックリする方には「じゃあ歩いて渡れば?」とおすすめします。

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関門海峡には車が通る大橋、電車が通る海底トンネル以外に、大橋の真下に「人道」と呼ばれる海底歩道があります。

ゆっくり歩いても15〜20分くらいで向こう側。通勤・通学、ジョギングコースなんかに使われている、地元密着の海底散歩ルートであります。

歩いて渡るならタダ、でも原付やチャリなら20円と、なんとも微妙な料金設定。ちなみにバイクやチャリは押していかないといけないので、どっちにしても歩きます。

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エレベーターを降りると、こんな感じの地下道が延々と続きます。

薄暗くも寒くもなく、普通に人が行き来しているので、特にスペシャル感はないのですが、歩いていると壁のむこうから

「ドドーン…ボワーン…ゴーン…」

とよくわからない音が聞こえてくるので、閉所恐怖症の人にはあまりおすすめできないコースです。


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そして、海の中でしか楽しめない県境では、このように。

「うん、今県境の上にいる。いま山口県〜。あ、いまは福岡県〜」
という風に、片足立ちしたり、反復横跳びしたり、エグザイル的カラダくねらし、を実況中継するのが正しい県境の楽しみ方であります。
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by akiedayumi | 2010-04-19 11:12 | 山口 | Comments(0)

ふぐの国にも美少女が

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最近にわかに話題のフリーペーパー『美少女図鑑』
ついに山口でも創刊されたらしい。

思った以上にモードな表紙ですね。

中身も金と時間をかけて作ってる感じだが、本当にペイできてるんか、ペイ。いやらしい響きだ、ペイ。いまだにどうも、フリペのカラクリが腹に落ちてこなくて、タダでもらうとなーんか罪悪感がある。

それにしても、これってやっぱりタイトル勝ちって気がするなあ。日本人は「美少女」という言葉に弱い。

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温泉いきたい。
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by akiedayumi | 2010-01-09 11:05 | 山口 | Comments(0)

首をかしげるカフェ・ウィンディ

e0023517_13555359.jpg私が生まれ育った町は海と山しかない過疎地域。電車は1時間半に1本しか来なくて、同級生の親の多くが農家か漁師という土地柄。とりわけ海はきわだって美しく、毎年夏の間だけ人口が倍増するほど海水浴客でにぎわった。

そんな田舎町だからか、小さい時からエネルギー問題はとても身近だった。もの心ついた時から、原子力発電所の開発計画で町民はしょっちゅうもめていたし、選挙の争点はもっぱら「原発賛成か反対か」に絞られた。

結局は反対派に押し切られ、ついに論争が立ち消えになったのは確か私が高校の頃。あの時の「長い戦いに勝利した」という大人たちの興奮した顔は、今でもうっすらと覚えている。

先日久しぶりに里帰りすると、山の中にニョキニョキと風車が立っていて驚いた。調べてみると、なんと町内に12基。この2〜3年の間にできたものらしい。

小さい頃、あれだけ原発に反対した町民があっさり折れるなんて、風力発電ってそんなに安全なの?と思っていたら、実はかなりの健康被害があると友人S。Sの田舎は今、風力発電所計画が持ち上がって、地元が大揺れらしい。

あれー妙に変だなーこれってどういうことなのかなーと、風車の真下にある「ウィンディ」という身も蓋もない名前の喫茶店で考える夏の日。風車が回るとキュンキュンと超音波のような高い音がします。
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by akiedayumi | 2009-09-19 14:12 | 山口 | Comments(0)

差葉という名の町ですが

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ひらがなにするのはどうでしょう。

隣町が「いれば」なら素敵です。
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by akiedayumi | 2008-08-23 13:59 | 山口

フグジゴク

我がふるさと・下関が恐ろしいほど「ふぐ」一本槍で生きている国であることは、すでに何度かお伝えしておりますが (参照:「ふぐの国から」 「ふぐのお国のカオハメハ」  )
この正月に帰った時にも新作を発見しました。

スーパーに行けば。。。

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これだ。














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こんなふくれてばかりの警官、パトロールされるほうが迷惑ではないのか。


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かと思えば、隣のスーパー銭湯でも。。。












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何を主張してるんだ、キミたちは。
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by akiedayumi | 2006-01-27 10:54 | 山口 | Comments(6)

風のかたち

e0023517_18275570.jpg田舎にいるんだなあ〜と実感するのは、「風のかたち」を見る時だ。

さわさわとたなびく、草の波。
ざあざあとこすれる、木々の緑。
ざぶざぶと寄せ引く、浜辺の白波。

それらひとつひとつが、それぞれに形は違うけれど、でもみんな揺れている。
景色の中のほとんどぜんぶが揺れている。
だから、自分が揺れていることも気にならなくなる。

都会は景色があんまり揺れないから、揺れている自分がよけいに不安なのかなあ。
なんて思う、真夏の畑。
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by akiedayumi | 2005-08-16 18:31 | 山口 | Comments(2)