2005年 10月 26日
秋空、歌舞伎日和。
演劇関係の仕事をしていた私でありますが、恥ずかしながら古典芸能には明るくない。小劇場系の芝居って本当に山のようにあるので、それをおっかけるだけで人生が終わっちゃう〜という気持ちだったんだけど、クラシックなものにも目が向くようになったのは年のせいか。それなら年とるのも悪くないな。
というわけで行ってきました、歌舞伎。
「貞操花鳥羽恋塚」
みさおのはなとばのこいづか。
カックい〜!!
だって「貞操の花」ですよ。み・さ・お。
隈取りもカックい〜!!
いい人なのか悪い人なのか、何考えてるのか、ものすごくよくわかる〜。
今回は劇作家・鶴屋南北の生誕250年記念公演。故人の生誕を祝う風習っていまだによくわからんのだけど(死んでる人の誕生日?生まれて250年?と頭が混乱する)、とにかく鶴屋南北と言えば『東海道四谷怪談』。南北は5代目までいたそうですが、今回の舞台は四谷怪談を書いた4代目の作品。実に4幕トータル5時間におよぶ、オムニバス公演であります。
いやあ〜こんなに長いこと歌舞伎を観たのは初めてだけど、歌舞伎って重力が面白いね。なんというか、動きがフワフワと非日常的で、スローモーションみたいな、夢の中みたいな、不思議な感覚。
エグくて人間くさい物語はさすが南北。
でもオムニバスのせいか、いまひとつ流れに乗っていけなかった印象。
1回観ただけじゃわからんな、歌舞伎は。
でも要は自分が何を感じるか、なので今回はこれで良し。
やっぱり物足りなさや不満を愚痴っていても、何も始まらないなあ。
新しいことしなくっちゃ、五臓六腑脳天フル回転させられないなと思う秋の日。
というわけで行ってきました、歌舞伎。
「貞操花鳥羽恋塚」
みさおのはなとばのこいづか。
カックい〜!!
だって「貞操の花」ですよ。み・さ・お。
隈取りもカックい〜!!
いい人なのか悪い人なのか、何考えてるのか、ものすごくよくわかる〜。
今回は劇作家・鶴屋南北の生誕250年記念公演。故人の生誕を祝う風習っていまだによくわからんのだけど(死んでる人の誕生日?生まれて250年?と頭が混乱する)、とにかく鶴屋南北と言えば『東海道四谷怪談』。南北は5代目までいたそうですが、今回の舞台は四谷怪談を書いた4代目の作品。実に4幕トータル5時間におよぶ、オムニバス公演であります。
いやあ〜こんなに長いこと歌舞伎を観たのは初めてだけど、歌舞伎って重力が面白いね。なんというか、動きがフワフワと非日常的で、スローモーションみたいな、夢の中みたいな、不思議な感覚。
エグくて人間くさい物語はさすが南北。
でもオムニバスのせいか、いまひとつ流れに乗っていけなかった印象。
1回観ただけじゃわからんな、歌舞伎は。
でも要は自分が何を感じるか、なので今回はこれで良し。
やっぱり物足りなさや不満を愚痴っていても、何も始まらないなあ。
新しいことしなくっちゃ、五臓六腑脳天フル回転させられないなと思う秋の日。
by akiedayumi
| 2005-10-26 10:37
| 関東